ロンドン式 地域活性方
毎度恐れ入ります、現在ミッドライフ・クライシス(中年の危機)真っ最中のたぬきでございます。
自分自身の生き方、キャリア、能力、体力、様々なことに疑問と不安が渦巻き過ぎており、肝心の子育てもあまり上手く循環できておりませんが、住んでいる地域に最近根付いてきた取り組みにより、少し気分転換できたので、ここにご紹介させていただきます。
我が子たちは家で大人しく放課後を過ごしたりできるタイプではない上、学校帰りに公園へ連れて行っても、自分の好みのお友達がいないと文句をブーブー言うという若干面倒な個性があるのですが、おかげさまで、お友達の予定がつかない放課後も難を逃れることができ、ミッドライフ・クライシス中の私でもヒステリーを起こさずに済む時があります。
どのような取り組みかと申しますと、こちら
ご当地ロック(Your Town Rocks)
でございます。
ご当地ロックとは一体何か、をご説明させていただきます。
上記のように、子供や大人、時には地元アーティストによって描かれた楽しい絵と街の名前の付いた石が、
公園の片隅、
遊具の影、
大きな木の根元、
川の浅瀬など、
町中のいたるところに隠されており、それを宝探しするものです。
実写版(?)ポケモ○GO といったところでしょうか。
実例を挙げてみますと、
怪しげなシミが付いているすぐ横に転がっている石、
そして、
大収穫だと思ったら、なぜだか本物のジャガイモ。
このような事態も起こりうる為、潔癖なご家族がおられる場合、石の発見&収穫だけでは楽しむことが難しくなってしまいますが、自分で好きな形の石にアクリル絵の具や油性ペンで絵を描き、町中に隠し、誰かに見つけてもらうという楽しみ方も可能です。
石ころ探し中には、日頃面識のない石ころ探検隊に出会うこともあり、見ず知らずの人同士で情報交換をしたり、お互いの戦利品を見せ合ったりなど、人と人との交流が生まれたり、何気なく通り過ぎている道端を観察しながら歩く為、地元への愛着がなんとなく湧いたりします。
石を発見したり、新たな石を隠したりした時は、フェイスブックなどでご当地ロックのコミュニティーページがあるので、そちらに報告する人もいます(私はミッドライフ・クライシス中で、大変面倒くさがりな為、そのようなことはしておりません)。
また、自分の地域の石を旅行に持って行き、密かに遠い土地に隠すなど、楽しみ方は無限大です。
以上でご当地ロックについてのご紹介を終了させていただきますが、注意深く読んでくださった観察眼の鋭いお方は、きっと疑問を抱かれたのではないかと思います。
「家が石ころだらけになるのではないか?」
と。
心配ご無用です。 ご当地ロックは、見つけて数日間お家で鑑賞した後、また街のどこかに隠すことが可能で、お子様にも最初からそのように言い含めておいたら大丈夫だとのことです。
(我が家は、親の言葉に耳を貸さない子に育ってしまい、順調に石ころが家中に増えていっておりますが。。。)
昨日投稿のユニごんさんの記事も、アートが街を彩り豊かにしてくれている良い例ですが、ご当地ロックも誰でも気軽に参加できる、地域密着型のすばらしいアイデアだと感動しました。
私も人々に幸せを与えられる人間になりたいので、アーティストに転職しようかと思いましたが、ミッドライフ・クライシス(本日は何度も失礼いたしました)中は、判断力がおかしくなっているので、気軽に転職しない方が良いとか。。。。。
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‘ふわりいぎりす’は、イギリスにいる日本人ライターたちが気が付いたこと、発見したこと、知っていること、思ったこと、教えたいこと、気になることなど、ちょっとだけお伝えするウェブマガジンです。
?楽しく拝見しました。
還暦過ぎた今は、地域のボランティアを楽しんでいます。
地域の「さくらまつり」のお手伝い。
コメントをどうもありがとうございました! 拙文にお立ち寄りいただき、とても嬉しいです。 「さくらまつり」すてきですね。 私も地域に貢献できるような人間に(でも、私の場合はその前に家族に八つ当たりしない人間に)なりたいです。 すてきなお祭りになりますように。